引き寄せ、叶わないのは宇宙のせいじゃない

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引き寄せの法則が叶わない理由|寝る前17秒の習慣

引き寄せの法則が叶わない人は、願いが足りないのではなく、思考の向きが逆走しているだけかもしれません。この記事では、寝る前の17秒でそれを整える、エイブラハムの「17秒ルール」の考え方をご紹介します。

「宇宙にお願いしたのに、いまだに既読すらつかない」あなたへ

「私は豊かです」

「私は幸せです」

「すべては最高のタイミングでうまくいっています」

毎晩、鏡の前で唱えている。新月には願い事を書き、満月には財布を振り、神社ではお賽銭を奮発した。金運アップの待ち受け画像も設定済み。

スマホの壁紙は黄金の龍。財布には金色のカエル。玄関には招き猫。トイレには「金運が上がる」と聞いて貼った黄色いカレンダー。

もはや我が家は、金運アップグッズの総合展示場です。入場料を取れるレベルです。

なのに。

銀行口座だけが、驚くほど現実主義。

「そろそろ臨時収入が入ってもいいのでは?」と通帳を開いても、並んでいるのは電気代と水道代とスマホ代の引き落とし。宇宙には何度もメッセージを送ったのに、返事は一向に来ません。LINEなら、とっくに「既読スルー」でブロック案件です。

それなのに、なぜか固定資産税の通知だけは毎年きっちり届く。

宇宙より税務署のほうが、よほど仕事が早い。

……心当たり、ありませんか?

もしあるなら、ご安心ください。あなたの願い方が悪いわけでも、宇宙が怠慢なわけでもありません(たぶん)。

この記事でわかること

  • 引き寄せの法則がうまくいかないと感じる、意外な「思考のクセ」
  • 「努力」と「我慢」が実は別物だという話
  • エイブラハムの教えとして知られる「17秒ルール」の考え方
  • 寝る前に今夜からできる、気持ちを整える17秒の使い方

最初に、大事なお断り

スピリチュアルの話をするときは、ここを曖昧にしてはいけません。

17秒考えれば願いが必ず叶う、という科学的な証拠はありません。

17秒ルールは、スピリチュアルな教えを背景とした思考法です。この記事では、そこに日常で使える心の整理術と小さな行動のコツを加えて、無理なく続けられる形にアレンジしました。

つまりこれは、魔法の呪文ではありません。でも、毎日の考え方を見直す、ちょうどいい小さなきっかけにはなるはずです。

怪しい壺も、高額セミナーも出てきません。出てくるのは、布団と、あなたと、17秒だけです。

引き寄せが叶わない理由①「頑張れば報われる」の落とし穴

私たちは子どもの頃から、何度も言われてきました。

「努力すれば夢は叶う」「我慢すればいつか報われる」「苦労した分だけ幸せになれる」。

確かに、努力が必要な場面はたくさんあります。ただし、努力と我慢は別物です。

例えば、こんな人がいたとします。

朝は始発、夜は終電。休日にも仕事のメールをチェックし、上司に無理な仕事を頼まれても「断ったら評価が下がる」と引き受ける。疲れ切って帰宅すると、冷蔵庫には賞味期限ぎりぎりの豆腐だけ。それでも自分に言い聞かせます。

「今は修業の時期。いつか報われる」

ところが半年後。増えたのは給料ではなく、疲労と白髪でした。そして上司からは、こんな芸術的な一言が届きます。

「最近、元気ないね。もっと前向きに!」

元気を奪った本人が、元気を要求してくる。

世の中には、こういう不思議な現象が存在します。

だからといって、努力をやめれば成功するわけではありません。大切なのは、その努力の方向が、自分の望む人生に向いているかどうか。苦しさに耐えるだけでは、望む未来に近づけないこともあります。

どれだけ速く走っても、方向が逆なら、遠ざかるスピードが上がるだけです。引き寄せの法則を考えるうえでも、この「方向」という視点が大切になります。

引き寄せが叶わない理由②「願い」と「普段の思考」が逆走している

金運アップを願っているとしましょう。

朝は元気よく「私は豊かになる!」と宣言。ところが昼休み、スーパーの値上げニュースを見て「また値上がりか……」。夕方にカードの明細を見て「今月も厳しいな……」。夜には「このままで大丈夫だろうか……」。

そして寝る前に、こう祈ります。

「宇宙さん、どうかお金をください」

……ちょっと待ってください。

豊かさを考えたのは朝の10秒だけ。残りの時間は、お金の不安で頭がいっぱいです。宇宙から見れば、1日に数回「豊かになる!」と叫びながら、残りの全時間で「不安です」と全力で発信している人に見えているかもしれません。

これは車で言えば、アクセルを踏みながら、ブレーキも踏んでいる状態。しかも運転席では「どうして前に進まないんだ!」と怒っている。

エンジンは悪くありません。ただ、足が2本とも仕事をしているのです。

まず考えたいのは、ブレーキから足を離すことです。

ここで言うブレーキとは、不安を感じること自体ではありません。不安な自分を責めたり、悪い結果ばかり想像し続けたりする習慣のことです。支払いが迫っていれば、誰だって不安になります。心配事があるのは、まともな証拠です。

必要なのは、不安を無理に消すことではなく、不安から少し距離を取ること。

あなたも当てはまる? 引き寄せがうまくいかない人の「あるある」

ここで、ちょっとしたセルフチェックです。当てはまる数を数えてみてください。

  • 願い事は唱えるのに、その直後に「でも無理だよね」と付け足している
  • 金運アップグッズを買うたびに、財布の中身が減っている
  • 「ネガティブなことを考えたら引き寄せが失敗する」と、自分の思考を24時間見張っている
  • 「私なんか」が、口ぐせになっている
  • スピリチュアル系の動画を見すぎて、気づけば深夜2時
  • 願いを叶えるための行動は、まだ一つも取っていない

3つ以上当てはまった人は、願いの強さが足りないのではありません。 ただ、少しだけ疲れているのかもしれません。

そんな人にこそ試してほしいのが、次にご紹介する17秒ルールです。頑張って気合いを入れるものではなく、力を抜くための方法です。

エイブラハムの「17秒ルール」とは?

エイブラハムとは、アメリカのエスター・ヒックスを通して伝えられているとされる、スピリチュアルな存在の名称です。その教えでは、こう説明されています。

一つの思考に17秒間集中すると、似た性質の思考が集まり始める。

言い換えると、考え始めた向きに、次の考えも引っぱられていくということです。

例えば「お金が足りなくなったらどうしよう」と考え始めると、「仕事を失ったら?」「病気になったら?」「老後はどうなる?」と心配が連鎖することがあります。最初は今月の電気代の心配だったのに、気づけば30年後の老後資金まで悩んでいる。

脳内で勝手に開催される未来予想会議。しかも出席者は全員、悲観論者。

議題は「今月の電気代」だったはずなのに、いつのまにか「人類の未来」まで話が広がっています。議長(あなた)が止めない限り、会議は朝まで続きます。

一方、「今すぐ全部解決しなくてもいい」と考えてみると、「まず支出を整理してみよう」「相談できる人がいるかも」「明日できることを一つ決めよう」と、別の考えが浮かぶこともあります。同じ状況でも、考え始める向きで、次に思いつくことが変わるわけです。

よくある誤解:17秒は「魔法の数字」ではありません

ここで、大事な注意点があります。

17秒という数字そのものに、特別な脳科学的効果が確認されているわけではありません。「17秒ぴったりやらないと失敗する」ということも、ありません。

大事なのは秒数の神秘性より、短い時間だけ意識して、思考を選び直すことです。

17秒は、ちょうど「長すぎず、短すぎず、続けられる」時間の目安だと考えてみてください。カップ麺の待ち時間の、さらに5分の1以下。これなら、どんなに忙しい人でも、どんなに三日坊主な人でも、なんとかなりそうです。

「ポジティブ思考」とは、ちょっと違います

17秒ルールは、「ネガティブなことを考えてはいけない」というルールではありません。

悲しいときに無理やり笑う必要はありませんし、不安なときに「私は無敵!」と叫ぶ必要もありません。

やることはシンプルです。

  • 今、自分がどんな考えを繰り返しているかに気づく
  • その向きが苦しいなら、少しだけ別の向きを選んでみる

これだけです。気合いも根性も、必要ありません。

なぜ「寝る前」に実践するのがおすすめなのか?

17秒ルールは、いつやってもかまいません。そのうえで、特におすすめしたいのが寝る前です。

夜は仕事や家事が一段落し、スマホを置けば、やっと自分の考えに意識を向けられる時間です。一日の最後に残る気持ちが、そのまま眠りに持ち込まれるとも言えます。

もっとも、現実はそう簡単ではありません。

布団に入って目を閉じた瞬間、脳内会議が開幕します。

  • 「あのメール、返信したっけ?」
  • 「ゴミ出し、明日は何曜日だっけ?」
  • 「去年あの人に言われた一言、今思い出しても腹が立つ!」

去年の出来事に、今さら完璧な反論を考え始める始末。相手はとっくに寝ているのに、こちらだけ脳内で再戦しています。しかも毎回、勝つのは深夜2時の自分です。

睡眠時間を削ってまで、一人反省会を開催する必要はありません。

そんなとき、眠る前の短い時間で、少し安心できる考えに意識を戻してみる。

なお、寝る前に前向きなことを考えれば潜在意識が願望を実現する、とまでは断言できません。それでも、一日の終わりに心を落ち着かせる習慣としては、取り入れる価値があります。

まずは今夜、これだけ。寝る前17秒の簡易版

難しい準備は一切ありません。布団に入って、目を閉じて、心の中でこう言ってみてください。

  • 「今すぐ完璧にならなくてもいい」
  • 「今日の自分は、今日の自分なりによくやった」
  • 「明日、少しだけ良くなる可能性はある」

これを17秒ほど、ゆっくり味わいます。ゆっくり息を吐きながらだと、さらに楽です。

途中で不安が浮かんだら、それでも大丈夫。「また考え事をしているな」と気づいて、戻ればOKです。気づけた時点で、もう合格です。

無理なポジティブは、逆効果になる

大事なのは、無理にポジティブになることではありません。

いきなり「私は億万長者! 口座残高は10億円!」と唱えて、心の奥から「いや、昨日ATMで見たら残高8,000円だったけど?」と反論が返ってくるなら、かえって落ち着きません。

潜在意識を説得するつもりが、自分の中で論破大会が開幕してしまう。

これでは眠れません。だから、自分が少しだけ信じられる言葉から始めるのです。

「8,000円を10億円と信じる」のではなく、「8,000円でも、今日を乗り切った自分はえらい」から始める。小さな一歩ですが、嘘をつかない言葉のほうが、心はすっと受け取ってくれます。

今夜のミニチェックリスト

  • スマホを枕元から少し遠ざけた
  • 布団に入って、ゆっくり息を吐いた
  • 17秒ほど、安心できる言葉を心の中で唱えた
  • 途中で雑念が浮かんでも、責めずに戻った
  • 眠くなったら、そのまま寝た

最後の項目が、いちばん大切です。 寝る前の習慣なのですから、眠れたら大成功。

ここまでのまとめ

  • 願いが叶わないと感じるときは、努力の方向と普段の思考の向きがずれているかもしれない
  • 「ブレーキ(不安を責める習慣)」から足を離すことが、最初の一歩
  • エイブラハムの17秒ルールは、思考の向きを選び直すきっかけになる考え方(科学的な証拠はない)
  • 寝る前の17秒は、無理なポジティブではなく、嘘のない安心の言葉で十分

実は、17秒ルールには「続き」があります

ここまでご紹介したのは、17秒ルールの入口です。

エイブラハムの教えには、この17秒を4回つなげた**「68秒」**という考え方があります。不安から安心へ、安心から小さな希望へ。気持ちを段階的に動かしていくための、4ステップです。

ただ、このブログでは文字数の都合上(と、書き始めたら止まらなくなる私の性格上)、全部は書ききれませんでした。

そこで、続きは note にまとめました。

noteでは、こんなことをお伝えしています

  • 68秒ワークの4段階:何を、どの順番で考えればいいのか
  • コピペして使える文例:金運編・恋愛編・仕事編
  • 既読スルーで脳内離婚調停が始まる人のための、恋愛編ワーク
  • うまくいかない人に共通する5つの落とし穴(猫の話も出てきます)
  • 今日から始める7日間チャレンジ:三日坊主でも大丈夫なプログラム
  • よくある疑問Q&A

金運グッズを新しく買い足す前に、まず寝る前の68秒を試してみませんか。グッズより安上がりで、置き場所にも困りません。

続きはこちらnote

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