今の現実、いったん無視してみた。
ど貧乏だった私が、残高に人生を決めさせなくなった5つのこと
銀行アプリを開く前、私は毎回祈っていました。
「お願い……昨日より増えてて……」
もはや残高確認ではなく祈祷です。
そして画面の数字を見て、
「……はい、知ってました」
と静かにスマホを閉じる。
銀行は、こちらの期待を一切考慮してくれません。非常に事務的です。
- 頑張っているのに、なぜかお金が増えない
- 節約しているのに、通帳だけが順調にダイエットしていく
- アファメーションもしているのに、宇宙から入金通知が来ない
もし一つでも心当たりがあるなら、この記事は、たぶんあなたのために書いています。

5年前の私は「足りない」が口ぐせだった
当時の私の頭の中は、いつもこうでした。
- 今月どうしよう
- 子どもが熱を出して仕事を休んだらどうしよう
- 急な出費が来たら終わる
スーパーで最初に探すのは、欲しい商品ではなく値引きシール。
黄色いシールを見つけた瞬間、「あっ、仲間がいた」と安心する生活です。
脳内BGMはずっと「♪たりない〜 たりない〜」。
そんな私が、ある時から考え方をひとつだけ変えました。
「今の現実だけを見て、未来まで決めない」
「現実を無視する」は、請求書を捨てることではありません
ここは大事なので先に書きます。
請求書を見なかったことにする。カード会社の電話を「宇宙からの試練」として着信拒否する。
これはただの現実逃避です。おすすめしません。
私が言う「無視」は、こういうことです。
今の残高や環境を理由に、未来まで貧しく設定しない。
人間は不思議なもので、今日の現実から20年後まで予言しはじめます。
「今お金がない」
↓
「たぶん来年もない」
↓
「老後もない」
↓
「最終的に猫だけが友達になる」
話が飛びすぎです。(猫は悪くありません)
今の年収は、一生の年収ではありません。今の借金は、10年後の借金ではありません。今うまくいっていないことは、来年もうまくいかない理由になりません。
だから私は、「今」から未来を予想するのをやめて、理想の未来から逆算して、今日を決めることにしました。
魔法の質問は「未来の私なら、今日どうする?」
私はよく自分に、こう聞いていました。
「好きな仕事をして、十分な収入がある私だったら、今日どう動く?」
これが不思議なほど効きました。
- 「私なんて無理」と流していた仕事に、応募してみる
- 「お金がないから勉強できない」で終わらせず、無料で学べる方法を探す
- 「どうせ無理」の代わりに「じゃあ、どうすればできる?」と考える
もちろん、想像しただけで札束は降ってきません。
でも、未来の前提が変わると、今日の選択が変わる。
小さな選択が積み重なると、半年後、1年後の景色は変わります。ここが私の一番の発見でした。

それでも、現実はやたら仕事が早い
とはいえ、最初はうまくいきませんでした。
朝、鏡の前で「私は豊かです!」と言う。
5分後、ポストを開ける。請求書。
「私は豊かです!」
スーパーへ行く。値上げ。
「私は豊かです!」
スマホを見る。カードの引き落とし通知。
現実、仕事が早い。
そこで気づきました。頭の中の未来だけ変えても足りません。日常の行動まで、少しずつ変えなければ意味がない。
そこから私が意識するようになったのが、次の5つです。
私が実践した5つのこと
① 言葉で「未来の前提」を作る
② 理想の生活を、具体的にイメージする
③ 「少し余裕のある自分」なら、どう行動するかを考える
④ 「無理」の代わりに「じゃあ、どうすればできる?」と聞く
⑤ お金を使う時の感情を変える
特に⑤は、私にとって一番大きな変化でした。
以前の私は、お金を払うたびに心の中でつぶやいていました。
「減った……」
スーパーで3,980円「減った……」。スマホ代8,000円「減った……」。電気代「また減った……」。
もはやお金の葬儀です。レシートを見るたびに黙祷していました。
それを「減った」ではなく、**「私は何を受け取った?」**という見方に変えたところ、お金に対する感覚がガラッと変わりました。
- 食材 → 家族の食事
- スマホ代 → 連絡も仕事もできる環境
- 勉強代 → 未来の選択肢
次の有料パートでは、この5つを気持ちで終わらせず、日常に落とし込む具体的な方法を書いています。
ここから先は有料部分です
以下の内容を、私の実体験ベースでまとめました。
- アファメーションを「続けられる形」にするコツ
- 「お金持ちになったつもり」で散財しないための線引き
- 理想の通帳を想像するときの具体的なやり方
- 「無理」と思った瞬間に使う質問集
- お金を使う罪悪感を減らす考え方
- スーパーや日常で私が実際に変えた小さな行動
ポジティブだけで残高が増えるなら、銀行員は全員アファメーション講師になっています。
ここでは、「気持ち」を「今日の行動」に変える方法に絞って書きます。
(以下、有料)

ステップ1 アファメーションは「未来の私の口ぐせ」を作る練習
最初に変えたのは、日常のセルフトークでした。
私の頭の中では、こんな言葉が自動再生されていました。
「できない」「高い」「無理」「私なんて」
ここでいきなり「私は億万長者です!」と言っても、違和感100%で続きません。ポイントは嘘にならない範囲で、少しだけ言い換えることです。
| 以前の口ぐせ | 言い換え |
|---|---|
| 私には無理 | まだ方法を知らないだけかもしれない |
| お金がない | 今使えるお金はいくら? |
| 稼げない | 収入を増やす方法を1つ探そう |
アファメーションも同じで、違和感が強いなら現実に寄せてOKです。
- 私は豊かさを増やしている途中です
- 私は収入を増やす方法に気づけます
- 私は必要な情報を受け取れます
続けるコツは3つあります。
- 棒読みしない。国語の音読のように読むと、途中で眠くなります
- 言いながら「そうなったらどんな気分?」まで、ほんの数秒感じてみる
- 紙に書く、スマホのメモに入れるなど、目に入る場所に置く
呪文ではなく、思考のクセを変えるトレーニングだと思うと、続けやすくなります。
ステップ2 欲しいのは金額ではなく「そのお金で得られるもの」
「1,000万円欲しい!」だけだと、なぜか気持ちが動きません。
そこで私はこう考えました。1,000万円あったら、何をする?
- 子どもと旅行に行く
- 住みたい場所へ引っ越す
- 好きな仕事を選ぶ
- 家族にプレゼントを贈る
- 時間に追われない日を作る
書き出してみると、欲しかったのはお金そのものではなく、お金で手に入る自由と安心だと分かります。
理想の通帳の描き方
私がやっていたのは、次の3ステップです。
- 期限を決める(例:1年後)
- 入金の内訳を書く。残高だけでなく、「給料○円+副業○円」のように、お金が入ってくるルートまで具体的に書く
- その通帳を見ている自分は、どんな気持ちかを一行添える(例:「ほっとして、帰りにケーキを買っている」)
数字だけだと他人事ですが、入金ルートまで書くと、「じゃあ副業のルートを作る必要があるな」と、今日の行動に直結します。
- 旅行したい → 旅行用の口座を作る
- 在宅で働きたい → 必要なスキルを調べる
- 収入を増やしたい → 副業の候補を10個書き出す
妄想で終わらせず、小さな行動に変換する。これがステップ2のすべてです。

ステップ3 「叶った私」を演じる。ただし、財布は演技しない
「未来の私なら、どうする?」を、私は買い物にも取り入れました。
以前の私は、値段だけで選んでいました。そこで、1品だけ、本当に食べたいものを選ぶことにしたのです。
全部を高級品に変えるのではなく、たった1品。
ここで大事なのが線引きです。未来のお金持ちになりきるからといって、残高3桁で高級車を買うのは違います。それは引き寄せではなく、ローン会社との新しいご縁です。
私が決めたルールはこちらです。
- 演じていいのは**「予算の範囲内」だけ**
- 増やすのは**「金額」ではなく「満足度」**。1品だけ、いいものを選ぶ
- 買う前に「これは後で家計を苦しめる?」と一度だけ自問する
- 【ここにあなたの実際のルール(例:月の○%まで)を入れる】
未来の自分の価値観は借りても、未来の自分の財布は借りない。私はこう覚えています。

ステップ4 最強の質問は「じゃあ、どうすればできる?」
私がいちばん使った言葉です。
「お金がない」で止まると、脳はそこで会議終了します。でも「じゃあ、どうすればできる?」と聞くと、脳はアイデアを探しはじめます。
「無理」と思った瞬間の質問集
| 頭に浮かんだ言葉 | 切り替える質問 |
|---|---|
| 時間がない | 30分作るなら、何をやめる? |
| お金がない | 無料でできる方法は? |
| 仕事がない | 誰に相談できる? |
| 自信がない | 今日、まず何ならできる? |
| もう遅い | 今から始めて、1年後どうなる? |
請求書が届いても、「終わった……」ではなく、「で、どうする?」。
現実は無視しません。むしろ、現実をしっかり直視したうえで、頭を解決策の方向へ向けるのです。
ステップ5 払う時は「減った」ではなく「何を受け取った?」
最後は、支払いの感情です。
レジで3,000円を払うたびに、「私の3,000円……」と心の中でお別れしていた私が、こう変えました。
支払うとき、「ありがとう」と思う。
誤解してほしくないのですが、これは「感謝したらお金が倍で戻ってくる」という話ではありません。目的は、お金への罪悪感と恐怖を減らして、納得できる使い方を増やすことです。
罪悪感を減らすために、私がやっていた考え方は3つです。
- 支払いの瞬間に「今、何を受け取った?」と一言だけ考える
- 必要な支出は、堂々と払う。(食費や家賃は「減った」ではなく「暮らしを守った」)
- 払いたくない買い物は、そもそも買わない
すると、「これは本当に必要?」と自然に考えられるようになります。**感謝できない買い物は、買わない。**これができるようになったのは、かなり大きかったです。
スーパーで実際に変えた小さな行動
- 入店したらまず、値引きシールではなく**「今日食べたいもの」を1つ**決める
- レジ前で、カゴの中身を見て**「これは何を受け取るお金だろう」**と確認する
- 【ここにあなたの実際の行動をもう1〜2個】

「現実無視」の本当の意味
いま私は、この言葉をこう解釈しています。
「今の状況を、未来の限界にしないこと」
残高が少ない。借金がある。仕事がうまくいかない。人間関係がつらい。そういう現実があっても、それだけで未来まで決まるわけではありません。
- 今の現実は、きちんと確認する
- 支払いは、する
- 必要なら、専門家にも相談する(借金や生活費のことは、一人で抱えないでください)
そのうえで、「でも、この先は変えられる」と考える。これくらいの距離感が、私にはちょうどよかったのです。

最後に
以前の私は、お金がないことで、自分の価値まで低い気がしていました。
でも今なら言えます。**口座残高は、ただの数字です。**生活には大切ですが、あなたの価値まで決める力はありません。
未来を変える最初の一歩は、大きくなくて大丈夫です。
- 今日、言葉をひとつだけ変える
- ひとつだけ、行動する
- ひとつだけ、「どうせ無理」をやめる
それで十分です。
もし今日から始めるなら、この言葉をおすすめします。
「じゃあ、どうすればできる?」
困った時も、お金がない時も、自信がなくなった時も。この一言は、未来への扉を閉めません。
最後にひとつ。
もし明日の朝、銀行アプリを開いて残高が昨日と同じでも、スマホに怒らないでください。
銀行は悪くありません。たぶん。
あなたの人生は、今日の残高だけでは決まりません。
ここからです。


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